トラックシーズンを終えて
こんにちは。FAST FORWARDです。
先日11月3日(日)に行われた板橋少年少女陸上競技大会を終えて、FFTCの2024年のトラックシーズンが閉幕しました。3月末のシーズンインから数えて20試合の出場となりました。実業団メンバーの試合を入れれば、更に試合数は多くなります。
各大会の運営にあたってくださった皆さま、出場された選手の皆さま今年も大変お世話になりました。ありがとうございました!
FFTCは今年で設立4年となりました。コロナ禍の中でスタートし、公園や広場などでの練習が入口だったチームですが近年ではたくさんの大会に多くの選手が出場し、入賞やメダルも獲得してくれるようになりました!過去のブログでも書きましたが、大会に出始めた頃のエントリー人数は片手で収まる程度でした。それが今では20人30人規模でのエントリーをするようになりました。
子どもの成長はもちろん、我々スタッフとしてはクラブの成長も強く感じています。
特に今年は飛躍のシーズンとなりました。チャレンジカップ東京では男子3・4年生リレーでFFTC初のリレーのメダルを獲得できました!出走した4人の頑張りはもちろん、補欠に回った選手、日ごろ一緒に練習している選手、過去の大会でFFTCから試合に出るという道筋を作ってくれた選手、すべての選手の力が重なり獲得できたメダルでした。
特に今年はリレーで苦しい想いをたくさんしてきたからこそ、その喜びはとても大きいものでした。
大会に出てもバトンミスが続いてしまい、みんなの気持ちが沈みがちになることもありました。それでも「みんなでチャレンジカップのメダルを獲りたい」という子どもたちの気持ちは変わらず、その目標に向かって練習を繰り返した結果のメダル獲得でした。
リレー種目は個人競技と言われる陸上競技の中で数少ない仲間と継走する種目です。ただバトンをつなぐだけでなく「みんなで頑張りたい!」という気持ちをつなぐ種目です。
練習の中で、少し早めに来た子どもたちが何も言わず自然に集まって練習開始まで遊ぶ、一緒にアップを始める、という光景をよく目にします。学校や学年は違いますが、子どもたちが「友達」、「仲間」としてのコミュニケーションをとる時間です。
この時間に互いの信頼関係や仲間意識が芽生え、その想いが見えない力となって大会のときの子どもたちの背中を押してくれます。
シーズン最終戦でも優勝した4年生の男の子の周りに自然と友達が集まり祝福する姿がありました。この様な信頼関係や思いやりこそが子どもたちの成長の秘訣だと感じたシーズンでした。
この冬も陸上競技を通して生まれた絆を大切にして来シーズンの大会に向けた準備をしていきたいと思います(12月には駅伝にも出る予定なので応援よろしくお願いします!)。